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伝統工芸品の着物を売りたい方必見!買取相場や高く売る方法をご紹介

伝統工芸品 着物買取

着物の中でも価値の高い伝統工芸品。

普通の着物と比べてもそれほど買取額に違いがあるとは思えませんが、実際のところどうなのか・・・?

「売りたいけど売り方が分からない…。」
「伝統工芸品を高く売る方法が知りたい…。」

こんな方達にピッタリの情報をまとめてみましたので、大切な着物を少しでも高値で売りたいと考えている方や専門家にちゃんと査定してもらいたい方は必見です♪

ウレルンデスくん
一般家庭ではなかなかお目にかかる事もないと思いますが、自宅にあって買取に悩んでいる方もいると思うので、今回はそんな伝統工芸品の着物に関する買取情報を紹介したいと思います!

伝統工芸品の着物ってどんなモノ?売れるの?

まず、伝統工芸品の着物にはどのようなものがあるのか簡単に把握しておきましょう。

伝統工芸品といわれる着物として有名な着物には「加賀友禅」「上布」「大島紬」「結城紬」「塩沢紬」などがあります。

友禅は加賀の他に京友禅もあり、上布には越後上布・奈良上布と生産される地域によって名前が違い、それぞれに人気の工房や作者で価値が異なってきます。

買取に関しては、手描きの友禅であれば作者によっては高額で買い取ってもらえる場合があります。

伝統工芸品の特徴や歴史

伝統工芸品と言われるものには焼き物や掛け軸などがありますが、着物にも1枚で数百万円を超える高価な工芸品がたくさんあり、その中でも普段着の価値のものとフォーマルの価値のものがあります。

「絣・銘仙・紬・上布」などの着物は普段着にしか利用されないおしゃれ用の着物で、群馬県の結城地方や東京の大島町などその土地に伝わる伝統文化が今でも引き継がれています。

ただ、年々受け継ぐ人が少なくなっていて普段着のおしゃれ着でも工房や品質によって価値が上がっているものもあります。

その代表的なものとして挙げられるのが「友禅」で、江戸時代中期以降、宮崎友禅斎の技法を伝えた加賀と京都で発達した染の技法です!

特に、加賀友禅は友禅の中でも「手書き友禅」と呼ばれ、価値が高く高額な着物に使われる手法です。

普段着の小紋の柄で使われていることもありますが、ほとんどは訪問着・付け下げ・振袖といったフォーマルな着物に使われています。

ちなみに、協会に認められた加賀友禅作家の作品は、着物のおくみの内側、八掛の部分に「落款」が入り、古着でもほとんど価値が下がることはありません。

普通の着物よりは価値が高い

一言で着物と言っても、種類も技法も千差万別です。

購入する時は数万円か~数百万円した着物の中にも、落款がない駆け出しの弟子の作品、機械染め、プリントによる柄が入った着物もあります。

見た目は華やかで素敵な着物でも、作った工房の証紙がなく落款がないものはブランドとしての価値も下がってしまいます。

伝統工芸品と呼ばれる着物にはこういった証紙や落款が入っているものがほとんどで、普通の着物よりも価値が高くなる傾向にあります。

買取対象となる伝統工芸品一覧

伝統工芸品と呼ばれる着物では、次のようなものが買取の対象となります。

  • 結城紬
  • 大島紬
  • 塩沢紬
  • 牛首紬
  • 琉球絣
  • 加賀友禅
  • 京友禅
  • 上布

このような伝統工芸の手法を使った着物や袋帯が対象で、着物の分類では「袋帯・訪問着・振袖」などは高額な買取の対象となります。

有名な伝統工芸品の買取相場

では、有名な伝統工芸品の買取相場は実際にどれくらいになるのか?

あくまでも相場は目安にしかなりませんが、大まかな目安を把握しておくことで買取する際にも参考になると思うので簡単にでも目を通しておくと良いでしょう。

加賀友禅

加賀友禅は手書き友禅の中でも高級品なので買取価格も期待できます。

手入れがよくて状態が良いものや証紙・落款があるものはさらに買取価格は期待できます!

加賀友禅の一般的な買取相場

落款・証紙がない付け下げ 20,000円~50,000円
落款・証紙がない色留袖 50,000円~150,000円
落款・証紙があり有名作家の訪問着 500,000円以上
落款・証紙があり有名作家の留袖 1,000,000円以上

加賀友禅の巨匠「木村雨山」や人気作家の「久保田一竹」であれば、古着でも50万円以上の値がついたり、特に手の込んだ人気の「辻が花」染めなら100万円以上と言われている価値のある着物です。

上布

上布は上等な布という意味で絹が出るまでの間着られていた布です。

越後上布・能登上布・宮古上布などがありますが、素材は麻なのでそこまでの高額査定は期待できないかもしれません。

ただ、上布は証紙があることで買取の価格も大きく異なり、中でも宮古上布は希少なため買取も高くなる場合があります!

また、同じ上布でも越後上布はあまり高額になりにくいため、店によってはかなり低額になることもあります。

上布の一般的な買取相場

落款・証紙がない場合 10,000円~40,000円
落款・証紙がある場合 ~50,000円

大島紬

大島紬は高給な普段のおしゃれ着で洋服でいうとビンテージのジーンズのようなものです。

しかし、普段着ということで何もない大島紬は買取価格を低く設定しているお店もあります。

大島紬には本場大島ではなく韓国で量産されたものがあり、一見大島紬に見えても実際には本場のものではないので買取が低くなることもあります。

鹿児島の奄美大島産のものは本場奄美大島紬協同組合で証紙をつけていて、その証紙が本物の証になります。

大島紬の一般的な買取相場

落款・証紙がない(海外産) ~5,000円
落款・証紙がない 7,000円~10,000円
落款・証紙があり 30,000円以上
落款・証紙があり(状態がいいもの) 100,000円以上

結城紬

結城紬は、2015年の関東・東北豪雨で地元の工房のほとんどがダメージを受けてしまい、最近は文化を受け継ぐ若い人の減少もあってかなり貴重となっています。

そのため、呉服店で新しい結城紬を購入するとどんなに無名な工房のものでも500,000円以上になります。

結城紬は重要無形文化財にもなっていますので、指定の証紙があると買取もかなり高額になります!

職人が身体感覚で織る「地機織り」は重要無形文化財になり、緑色のラベルに「本場結城紬検査之証 地機」があり、こちらがもっとも高額です。

また、地機織り以外の結城紬を高機と言い、こちらの着物には赤色のラベルに「本場結城紬検査之証 高機」という証紙があります。

他にも本場結城紬検査協同組合による合格ラベルなど、全6種類の証紙があります。

結城紬の一般的な買取相場

落款・証紙がない ~5,000円
本場結城紬検査之証 高機 30,000円~
本場結城紬検査之証 地機 100,000円~
本場結城紬検査之証 地機(絣) 300,000円~

塩沢紬

塩沢紬は越後上布をルーツに作られた紬で、証紙があって塩沢紬であることが証明されれば、買取額も高く50,000円以上というのも珍しくありません!

「本場塩沢 塩沢織物工業協同組合」組合統一商標がついているものが本物で、この証紙がないと信用がほとんどないと言ってもよいです。

塩沢紬の一般的な買取相場

落款・証紙がない ~5,000円
伝統証紙あり 30,000円~
伝統証紙あり(亀甲が細かい) 50,000円~100,000円
伝統証紙あり(亀甲が細かくサイズが大きい) 300,000円~

その他の伝統工芸品

これまで紹介した着物以外にも伝統工芸品と呼ばれる着物はたくさんあり、織りや染目だけでなくどのような着物なのか?保管状態はどうなのか?によっても買取の価格は違ってきます。

また、証紙がないと買取価格はかなり違ってくるので、古い着物を見つけたら証紙や落款があるかどうかを確認しておく事が大切です。

その他の一般的な買取相場

牛首紬 30,000円~
琉球絣 10,000円~20,000円
京友禅 40,000円~
友禅小紋 10,000円~50,000円
紅型小紋 10,000円~50,000円
小千谷縮 ~60,000円
絹紅梅 10,000円~50,000円
東京友禅 10,000円~50,000円

※中古の場合は全体的に相場が下がる

洋服や車、家と同様に着物も中古になれば新品よりも相場は下がります。

一度でも袖を通したものは、新品よりも安くなるという事は当たり前のことと考えて査定に出すのが無難です。

希少な織りや染、また文化芸術的な価値はあったとしても、その着物を購入する人がいるかどうかが重要!

要は、需要の有無が買取にとっては大切なので、中古の着物は全体的に相場は下がることを事前に理解しておきましょう。

着物を売る手順とオススメの買取業者

ある程度、伝統工芸品の着物買取について理解できてきたところで、後は実際に売る方法を紹介したいと思います。

売り方1つでも損する可能性がありますので、ここは要チェックポイントです!

また、ここでは大前提として着物専門の買取業者に売る際の手順を紹介している事をご理解下さい。

一般的な着物買取の流れ

まずは、買取をお願いするための信用のある業者を探します。

業者によっては販売をしたい人の話しをしっかり聞いてくれるところもあります。

購入の時はかなり高額の着物でも、落款がなかっただけで思ったような買取価格にならないことがあるので、証紙や落款の確認と箱なども用意して依頼しましょう。

買取方法に関しては、代表的な方法が3つあります。

  • 持込買取
  • 宅配買取
  • 出張買取

主にこれらが一般的な買取方法であり、それぞれメリット・デメリットがあるので自分にとってどの方法が一番適しているのかを選びましょう。

大まかな流れとしては、着物は1枚1枚見て査定してもらい、自分の納得できる査定額であれば買取が成立しますし納得できなければキャンセルすることもできます。

また、成立したものを売却する際には身分証の提示売買契約書のサインが必要となり、サインをして書類の写しと買取金額のお金を受け取れば買取終了となります。

持込買取の場合

持ち込み買取の場合は、基本的に売りたい着物を買取店に持ち込んで査定してもらう方法です。

世の中に一番浸透している買取方法とも言えますね。

ただ、着物の買取となるとそれなりに持ち込むのが大変ですし、万が一運んでいる途中に形が崩れてしまったり傷・汚れが付いてしまった場合には査定額にも影響します。

近場に売り先があればそこまで苦労せずに持ち運べると思いますが、お店が遠方の場合にはオススメできない買取方法です。

宅配買取の場合

宅配買取は、自分で箱詰めして買取業者に送って査定をしてもらいます。

家に居ながら相手に送付するだけという簡単な処理で買取をお願いできるため忙しい人にはオススメです!

注意点は、宅配で送ると着物の状態が無事な形で相手に届くか確かめることができず、配達の途中でのトラブルなどの責任は自己責任になることです。

(自己責任にならない場合もあります)

最近では、着物買取でも宅配を利用する方も少しずつ増えている傾向にあります。

出張買取の場合

出張買取は、業者が自宅に来てくれるので、売りたい着物を用意して待っているだけでOKです!

目の前で1枚1枚丁寧に見てもらうことができ、自分も立ち会えるので買取業者との信頼関係も築くことができます。

また、査定の途中で「これも売りたいな~」と思った時にも、その場で買取をお願いすることができるので非常に便利です。

査定額に納得できれば買取が成立するので、身分証の提示や買取額を受け取り、着物の引き渡しなどを済ませて完了です。

ネットでも気軽に申し込むことができるので、今の買取業界でも主流になりつつあります。

【おすすめ】着物専門の買取業者なら『バイセル』

バイセル

出張買取の中でも、とくに人気の業者がバイセルです!

24時間いつでも電話とネットで受付をしてもらうことができ、全国各地の広範囲への出張が可能です。

近くに着物専門の買取がなくても、バイセルなら出張買取で自宅まで来てもらえますし、着物専門の買取スタッフが丁寧に査定してくれるので安心です。

自宅にいながら専門家の目で査定してもらえるとの事で、口コミや評判の良い買取業者です。

【買取対象地域】

地方 都道府県
北海道・東北エリア 北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
関東エリア 茨城県・栃木県・群馬県・千葉県・東京都・神奈川県・埼玉県
中部エリア 新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県
近畿エリア 京都府・大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県 ・和歌山県・三重県
中国・四国エリア 鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県
九州・沖縄エリア 福岡県・大分県・佐賀県・長崎県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・沖縄県

買取までの流れ

  • STEP.1
    まずは、申し込み
    申し込み

    WEBから申し込み!お問い合わせフォームに簡単入力!

  • STEP.2
    全国無料査定
    査定

    専門の査定員が丁且つスピーディーに 査定。査定料も無料でキャンセル料も発生しない。

  • STEP.3
    その場で代金を支払い
    買取成立

    査定結果に満足できれば売買が成立。出張買取・持込買取ならその場でお支払い。※宅配買取の場合は即日振込。

次に、実際に着物の買取を行った時の相場価格も見てみましょう。

着物の買取は価格が前後しやすい

着物の買取は季節や流行も左右するので、夏物の着物は秋口ではほとんど需要がありません。

そのため、春先に買取をお願いしないと買取価格がほぼ0ということもあります。

また、最近は古い着物を外国人が購入することも多く、地味な着物よりもより華やかな着物の方が高額買取になりやすい傾向があります。

日本の着物を知る人にとって良質なものでも、外国の人の好みではないという事で買取の価格が違うこともあります。

過去に安い買取査定をされていても、現在では査定額がアップしているなんて事も十分に考えられるという事です!

これはNG!損する可能性の高い売却方法

絶対にもったいないのは、普通の古着ショップやリサイクルショップに持ち込むことです。

理由としては、普通のリサイクルショップは着物を見るための専門家がほとんどいないため、ブランド品のリサイクルもほとんどがネットの情報で判断しているからです。

このようなお店に売却するのはNGです!

本当は質が良い着物や伝統工芸品などであっても、二束三文の値段を付けられてしまう可能性もゼロではありません。

損をする可能性が高くなるのでやめましょう!

ちなみに、ネットオークションなども値切り交渉や梱包の手間暇があったりして工数の割に売値が安いという事も多々あるので、あまりオススメできません。

着物を売るのであれば着物専門の買取業者一本です!

伝統工芸品を売る前の注意点や高く売るコツ

まずは、良いいものであるという証明となるものを用意しましょう。

着物の証紙や落款があるなら、売るまでに必ず用意しておく事!さらに+αで反物を購入した時の桐の箱などがあると尚良し。

また、汚れやシミがあって自分でも落とすことが可能なものであればそれもしっかりとケアしておきましょう。

残念ながら、虫喰いなどある場合には売れない可能性が高いです。。。

普段から自分が利用しなくても、着物の管理をしっかりとしていることで、高額な買取につながります。

良質なものなら「洗い針」といって、専門のクリーニングをお願いする方法もありますが、普通のクリーニングであれば呉服店で3,000円前後でお願いする事ができます。

※洗い針となると10,000円以上が相場です。

【まとめ】買取価格の幅が広くても、まずは無料査定!

着物は査定額を素人が検討をすることができないので、まずは無料査定をお願いして買取を考える事が大切です。

そこで一番便利なのが出張買取!

「わざわざ家まで来てもらっているのに無料査定だけで帰ってもらうのは申し訳ない…。」

そう考える人もいますが、売る側としては高値で売る事が一番重要視したいポイントなので、そこは深く考えないで査定依頼をしてみましょう!

もしかしたらそのまま買取が成立する可能性もありますからね♪

という事で、まずは無料査定をお願いしてそれからじっくり考えることをオススメします。

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