本記事では大島紬の買取に関する情報をまとめていますが、先に結論を申しますと大島紬は普通に売れます!
ただ、着物を売る際には知らないと損する情報もたくさんありますので、このページでは“いかに損しないで大島紬を売る事ができるか”というポイントに注目して、高く売るコツやオススメの買取方法を紹介したいと思います。
- 大島紬の買取方法
- おすすめの買取業者
- 大島紬を高く売るコツや査定時のポイント
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大島紬を売る手段&買取方法
まずは、大島紬を売る方法についてです。
大切な着物を手放すと決めたなら、少しでも高値で買取してもらえるところを探したいのが本音だと思います。
具体的な手段としては、
- ネットオークション
- フリマアプリ
- リサイクルショップ
- 着物買取の専門業者
以上4つの方法が挙げられます。
売る手段については各買取方法の特徴を理解して自分の状況にあった方法を選択するのがベストです。
①ネットオークション
マニアが集まるネットオークションは高値を期待して出品する人も多く、自分が思っていた以上に高値で取引されることもあります。
ですが、手持ちの着物の価値を正確にネット上で説明するというのが意外と難しいのと、とにかく手間がかかりますし自分自信で目利きしたり詳細を説明する必要があります。
マニアの質問に答えられるほど知識のある方にはネットオークションはおすすめですが、目に止めてもらえない場合もありますので忍耐力も必要です。
②フリマアプリ
「とにかく安く買いたい!」という人が集まるのがフリマアプリです。
逆も然りで「とにかく売りたい!」という方も多く、気軽に出品できてすぐに現金化できるのが魅力なポイントです!
がしかし、、、
大島紬を高く売りたいと考えている人に対してはあまりオススメできません!
高値をつけると買ってもらえない事が多くオークション同様に値切られることも日常茶飯事なので、まず高額査定は期待できないと思っておきましょう。
③近隣のリサイクルショップ
リサイクルショップは、手軽に売れるのがメリットで何かを売りたいと思った時にとりあえずリサイクルショップに持ち込むというもたくさんいると思います。
ただ、大島紬などの着物の売却に関してはハッキリ言ってオススメできません!!
というのも、着物の査定は基礎知識はもちろんの事かなり深い知識が必要な場合も多いので大型リサイクルショップの定員に着物の価値を正しく査定してもらうのはかなり難しい状況にあります。
リサイクルショップには着物を高値で販売するルートがないという事も高く売れない理由の1つとして挙げられるので、気軽に売れるメリットはありますが損する可能性はかなり高いです。
④着物を専門とした買取業者
ここまで紹介した3つの買取方法に比べて、最も高額査定が期待できるのが着物を専門とした買取業者です。
着物専門の買取業者であれば、専門知識を持った鑑定士がその時の需要や人気度などを指標の1つとして考え、大島紬の価値を適格に査定してくれます。
プロの厳しい目で本物を見分けるように教育されていますし、その先に着物を適正価格で販売するルートがあるので需要のある着物に関しては高値をつけてもらえる可能性も高いです。
【厳選】大島紬の高買取が期待できる業者『バイセル』
大島紬を売るには着物専門の買取業者!
ってことで、当サイトが最もおすすめする着物買取業者がバイセルです。
バイセルは着物だけでなく幅広いジャンルの買取にも精通していて、独自の販売ルートなどをしっかりと確保しているので買取業者としても信用できて安心して査定を任せる事ができます。
- 圧倒的な買取実績と信頼できる鑑定士が多く在籍
- 出張買取による現金即払い
- 便利な宅配買取サービスにも対応
- 電話・WEBフォームから24時間受付可能
- 他店より買取金額が1円でも安ければ全品返却
選べる3つの買取方法
査定員が自宅まで来て自宅で査定してもらえる方法です。重い着物や帯を運ぶ手間もなく数量がある場合などにもオススメ!査定予約をすると厳しい基準をクリアした査定員が自宅まで出向いてくれます。査定スキルはもちろん、ビジネスマナーやコンプライアンス遵守の徹底など、接客スキルも厳しく指導されているので安心してお願いできます。
査定員が自宅に来るのが不安という方や忙しくて家に居る時間が取れない方向けのサービス。品物を送る際の送料も会社負担なので気軽に依頼できます!まずはフリーダイヤルやネット申し込みをした後に、「宅配査定書類一式」が郵送されてきます。必要事項を記入して他品物や本人確認書類のコピーなどと共に送るだけの簡単作業で完了。
店頭に直接持ち込んで査定してもらう王道の買取方法です。フリーダイヤルやネットから査定の申し込みをして、日程が決まれば後日店頭に持ち込んで査定してもらいます。もちろん査定料は無料で金額に納得いかない場合でもキャンセル費用も発生しませんし、納得いかなかった場合は返却されるか場合によっては処分してもらうことも可能です。
買取の流れ・買取に必要な物
基本的な買取の流れは、
申し込み→電話確認→日時調整→買取実施→入金orキャンセル
このような流れとなります。
※買取には「身分証明書」が必要ですので、免許証、パスポートなど本人確認ができる書類をお忘れなく!
バイセルでの申し込みの流れ
- STEP.1まずは、申し込み
WEBから申し込み!お問い合わせフォームに簡単入力!
- STEP.2全国無料査定
専門の査定員が丁且つスピーディーに 査定。査定料も無料でキャンセル料も発生しない。
- STEP.3その場で代金を支払い
査定結果に満足できれば売買が成立。出張買取・持込買取ならその場でお支払い。※宅配買取の場合は即日振込。
大島紬を高く売る為のアドバイス
どんなに優れた買取業者でも、ただ査定してもらうだけではもったいない。。。
って事で、、、
少しでも高値にするためには売る側もある程度準備しておく必要があります!
きちんと畳んだ状態で大切に管理しておくことはもちろんですが、その他にもいくつか高く売る為のコツがありますのでご紹介したいと思います。
「証紙」を用意しておく
大島紬にはグレードがあります。
まずは、反物に証紙(証明書)がついているので確認してみてください。
検査に合格したという証紙と合わせて伝統文化工芸のマークもあるはずです。
証紙とマークがあることが大島紬の価値の証明になり、証紙があるのとないのとでは査定額も異なりますので、仕立てた時の反物の端は保管しておくようにしましょう。
買取相場を把握する
大島紬の買取相場は、数百円~数万円と差があります。
理由としては「状態、サイズ、グレード」によってその着物個々に大きな差が出てくるからです。
汚れやダメージがあるものに関しては、査定額が低くなったり値段がつかない事もあり、サイズが小さいものに関しては、大きいサイズのものより安値になる可能性が高いです。
大島紬などの着物類は、まだまだ需要がありますし海外からの購入者も増えているので、需要と買取相場を把握して丁度良いタイミングで売るのも1つの方法です。
他の着物・帯・反物とまとめて売る
大島紬一着では安値になる場合でも、その柄や色味にあった帯とセットであったり、数着まとめて査定に出すと単品での買取以上の値がつくこともあります。
特に大島紬はグレードが高く、適当な帯では合わせにくいものなので、その着物にあった帯をセットにする事で高値で売れる可能性も出てきます。
その他、着物に関係する付属品類や帯・反物・和装小物などをまとめて売ると査定額がアップするかもしれません。
査定額に影響する減額ポイントや注意点
改めて、査定額に影響するマイナスポイントをおさらいしておきましょう。
という事で、減額ポイントや注意点は以下の通り。
サイズが小さいもの
未使用でもサイズが小さいものに関しては大島紬の相場では安値になってしまう傾向にあります。逆に160センチ以上の身丈があるものは高値がつく可能性があるので、できる限りリメイクなどはせずに購入時の状態のまま査定に出すのがポイント。
汚れやダメージのあるもの
汚れやダメージがあるものは査定価格が下がってしまいます。仮に、未使用だとしても保管方法によっては色あせなどがある場合がありますので大切に保管しておこう。買取前に箪笥から出して風に当てておくのもオススメ。
証紙のないもの
目利きする方が良ければ証紙がなくても大島紬と認めてもらえる場合もありますが、やはり本物の証である「証紙」は必須です。仕立てた時の反物を必ず取っておくと良いでしょう。他に証明できるものがあれば必ず用意しておく事。
大島紬という着物についてのマメ知識
世界3大織物の1つである大島紬。
国内でも呉服業界随一と言われる厳しい検査基準を経て商品化されています。
鹿児島県の奄美大島を本場生産地とする絹織物で日本を代表する着物の女王と言われ、高級絹織物として着物愛好家の間ではステータスとなっています。
特徴や伝統
約1,300年の歴史を誇る日本の伝統工芸品です。
・絹100%
・先染め手織り
・平織り
・手作業によるタテ・ヨコ絣の加工を施してある
・手機で絣合わせて織り上げてある
など、このような厳重な定義があります。
品質・ランク・製法
大島紬は、
・絣糸の種類
・染色方法
・糸の密度
これらによって綿密にランクが決まっています。
その中でも、
・手織りか機械織りか
・天然染料か化学肥料か
上記2つのポイントが品質やランク管理の上で大きな特徴となっています。
本場大島紬との違い
本場大島紬には各工程ごとに職人さんが分業していて、一反一反の本場大島紬は職人さんたちの技の集大成です。
数々の工程を経て作られる大島紬ですが、最初から最後まで熟練の技で大変な手間をかけて作られています。
それぞれの技において伝統工芸士の技術が生かされており、そのため「本場大島紬に作家物はない」と言われるほどです。
【まとめ】大島紬は処分せずに買取に出そう!
着物を着る機会の減った現代では、大島紬のような高価なものがタンスの肥やしになってしまっている事も多いです。
しかし、一方ではアンティーク着物の愛好家や難しい製法で作られた着物を好んでお召しになる方が多いのも事実です。
最近では海外の方などにも人気があるので、もし自宅に眠っていて使う事のない大島紬を持っているのであれば、思い切って買取に出してみてはいかがでしょうか?
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