趣味や習い事としても人気の高い楽器ですが、いざ購入しても使わずじまいで眠っているケースもよく見かけます。
でもハッキリ言って、自宅などで眠らせておくのは勿体ないと思いませんか?
恐らく、売るタイミングやキッカケが無かっただけだと思いますが、アナタのご自宅に眠っている楽器を欲しいと思っている方もどこかにいるはずです。
楽器の気持ちになってみても、放置されているくらいなら誰かに使ってもらったほうが嬉しいと思います。
もちろん、アナタ自身にも楽器に対する思い入れがあると思いますが、特に思い入れがなければ早々に売るべきです!
楽器は売るタイミングを逃すと、どんどん値段や価値が下がってしまうので、使わなくなった時点で売るのがポイントです。
という事で、このページでは、
・楽器の売り方
・高価買取のコツやポイント
・楽器買取の気になるQ&A
・オススメの買取業者
上記4つの買取に関する基礎知識や高価買取のテクニックについて解説します。
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そもそも楽器は売れるの?
結論から申しますと、楽器は売れます!
楽器は「中古でも欲しい」というニーズが非常に増えています。
特に、今は生産していないモデルの中でも、人気モデルが多数存在していますので、それらに該当する楽器類は中古でしか入手できません。
よって、買取業者としてもすでに製造されていない楽器を買い取って、中古で販売して欲しいというニーズに応えたいのが本音です。
基本的にはどんな楽器でも売ることができますが、買取業者によっては、
・故障して動作しない
・外観を著しく損なう破損、傷がある場合
・改造している場合
これらの要素があると売れない可能性もありますので、その辺は事前に把握しておきましょう。
楽器の買取方法について
楽器の買取方法として、メインで考えたいのが楽器を専門とした買取業者で売る方法です。
買取業者では、
・店舗買取
・出張買取
・宅配買取
この3つの買取サービスを展開している業者がほとんどで、それぞれにメリットとデメリットがあります。
それぞれ詳しく説明していきましょう。
店舗買取
店舗買取とは、買い取ってもらいたい楽器を買取業者の店舗まで持ち込んで、査定を受けて買取する方法です。
その場で依頼者本人と実物をチェックしながら査定を受けることができるので、互いに納得した形で査定を受けることができます。
また、店舗の混み具合にもよりますが、すぐに査定を受けて現金化することも可能です。
ただし、ピアノやドラムなどの大型な楽器の場合は、トラックなどを準備して持ち運ぶ必要があるので少し大変です。
出張買取
出張買取は、ご自宅まで買取業者のスタッフさんが来てくれて、その場で査定を受ける方法です。
店舗買取のように、楽器を移動させる必要がなく、手軽に査定を受けることができる点が魅力的です。
また、出張費用などもかからない買取業者がほとんどという点も評価できるポイントです!
※出張買取は業者によって対応可能エリアが限られているので事前確認が必要。
宅配買取
宅配買取は、お近くに買取業者がなく、店舗買取も出張買取も利用できないという方におすすめの方法です。
事前に買取業者に連絡し、指定の住所に楽器を宅配して査定を受けることができます。
ただ、店舗買取同様に楽器を荷造りして宅配しなければならず、特に大型楽器の場合は一苦労する点がデメリットとなります。
近年、買取業界ではこの宅配買取が主流になりつつあります!
楽器を買取する時の流れ
楽器を専門業者に買取してもらう場合、以下のようなステップで手続きを進めていきます。
買取の流れ | ポイント |
---|---|
①査定を受けるための下準備 | ・楽器を綺麗に掃除しておく ・付属品を揃えておく |
②買取業者を選定する | ・より高値で買取可能な業者を選定する ・近くに店舗があるかどうかを確認しておく |
③買取業者に連絡 若しくはWEBで申し込み |
・どの買取方法を選択すると効率的かを相談する ・楽器の買取に必要なモノを確認する |
④査定を受ける | ・買取方法に応じて荷造りをする ・可能な限り立ち会って査定を受ける(宅配以外の場合) |
⑤査定結果を確認し売るかどうかを判断する | ・想定より低い場合は値下がりした要素を確認する ・その場の流れで金額交渉を試みるのもアリ |
⑥買い取ってもらう | ・現金買取なのか振込であるかを整合して受け取る |
【必見】楽器を売りたい方にオススメの専門業者
楽器を買取る業者は意外と多く、どの業者を利用するかも重要な要素となります。
当サイトでも数多くの買取業者を調査していますが、楽器を専門とした買取業者の中で、特におすすめできるのが「かなで屋」です。
買取業者の中で圧倒的に多い店舗数(全国で35店舗)で、出張買取エリアが広いのが特徴です。
既に楽器買取の実績も20万件以上あり、そこで得たノウハウをサービス内容にフィードバックしているので、きめ細かなサービスを受けることができます。
仮に買取に行き着かなくても、親身になったアドバイスを得ることができるので、次に売る際の参考としやすいのが魅力的です。
他にも、かなで屋ではスピーディーな対応を手がけているのが特徴です!
申込みのタイミング次第では、当日に査定・買取まで成立し、現金化することも可能です。
楽器を少しでも高く売りたい場合
大切な楽器を少しでも高く買い取ってもらいたい場合、ただ査定を受けて売るだけでは高額査定は実現しません。
様々な要素があって、初めて高額買取を勝ち取ることができます!
そのポイントを理解して、実践することが重要です。
付属品類はセットで売る
どんな楽器でも、基本的には付属品が付いてきます。
この付属品は、自分は使わないので不要というわけではなく、買取してもらう時にはすべて付けて売ることが重要です。
主な付属品としては、ドラムで例えるなら「スティック」「椅子」、ピアノでも「椅子」があります。
また、どんな楽器でも取扱説明書と保証書は付いてきますので、忘れずに準備してから査定を受けてください。
楽器の状態を綺麗にしておく
中古の楽器を買おうと思った時に、汚いコンディションのものは手に取りたくないですよね?
もちろん、買取の際にも同じことが言えます!
全く同じ楽器であっても綺麗に掃除されていると、魅力的に感じさせてくれます。
なので、買取査定を受ける前には、ホコリを除去したり汚れを落とすなど、必ず掃除するようにしてください。
ただ、注意したいのは過剰な掃除を行うと思わぬ傷や変色を発生させるので、あくまでも適度な掃除にとどめておくという点があります。
また、電子機器などはカバーを開いた瞬間に保証の対象外となるので、あくまでも外面をメインとして掃除するようにしてください。
部品交換で高価買取になる場合も
楽器によっては、摩耗する部品がある場合があります。
摩耗部品は手軽に交換することができますが、査定を受ける前に新品に交換すると、より高値買取に繋がる可能性があります。
主なものとしては、ギターやベースでは弦があります。
ただ、過剰に部品交換すると改造したとみなされて、最悪の場合は買取不可となる可能性もあるので、あくまでも消耗品の交換のみに留めてください。
楽器は売りたい時が売り時
楽器については、基本的に年月が経過すればそれだけ劣化が進みます。
買取業者によっては買取強化キャンペーンなどがあり、それを狙って売るというのも有効な手段ですが、いつキャンペーンが開催されるかは把握できません。
よって、売りたいと思った時に売るほうが、最終的にはお得になる可能性が高くなります!
悩み続けていつまでも放置しておくのは完全にNGです。
売れない楽器はどうやって処分する?
買取業者による買取にも限界があって、不可能と判断されることもあります。
それでも、どうしても処分しなければならないという場合には、粗大ごみで廃棄するか無料で譲るという方法も手段の1つとしてあります。
仕方なく粗大ごみで処分
どこにも売り手が見つからない場合は、残念ですが粗大ごみとして処分する事になります。
粗大ごみの定義は各自治体で異なりますが、東京都を例にすると30cm角以上のサイズですと粗大ごみの取り扱いとなります。
実際に処分する際には、粗大ごみ処理券を購入して処分することになるので、有料での処分となります。
無料で誰かに譲る
粗大ごみで有料処分するのを避ける方法として、無料で誰かに譲渡する方法があります。
例えば、近所で楽器がほしいという方がいれば、その方に無料で譲るということで、手間もかけずに処分できます。
ジモティー(地域密着型の無料掲示板)と呼ばれるサービスを利用することで、ご近所で面識のない方でも楽器を欲しい方を探すことも可能です。
【Q&A】楽器の買取でよくある質問
楽器の買取を検討する中で、疑問に感じることが多々発生します。
わからないまま売ってしまうと後で損する事もありますので、疑問点はできる限り解消してから、買取の依頼をするのがポイントです!
楽器の買取でなにか費用がかかる事はある?
買取業者の中で、様々なサービスが用意されていますが、気になるのが手数料です。
出張買取の場合は出張費用、宅配買取の場合は宅配費用がかかるのでは?と疑問に感じますが、ほとんどの買取業者では手数料は一切かかりません!
よって、安心して買取手続きを進めることができます。
不安であれば、事前に買取業者に確認しておこう。
宅配買取の場合梱包セットはどうする?
宅配買取では、荷造りして買取業者に宅配する必要があります。
荷造りする上で、梱包材を用意する必要がありますが、ほとんどの買取業者では梱包キットがご自宅まで配送されますので、それを利用して梱包することになります。
ただ、一部買取業者では自分で梱包材を準備しなければならないケースもあるので、これも事前に確認しておく必要があります。
持ち運びできない大型楽器の買取方法は?
持ち運びできないような大型楽器の場合は、店舗買取するために持ち運ぶのは非常に困難です。
また、宅配にもサイズ制限があるので、出張買取によって買取手続きを進めるのが一番無難な方法です。
出張買取の場合は、買取成立した場合に搬送も行ってくれるので、売る楽器の種類によっては出張買取で業者に任せちゃいましょう。
楽器の査定基準や査定のポイントは?
楽器の買取査定をする上で、ある一定の基準があって買取額が決定します。
主な査定基準は以下があります。
- 外観上で著しい傷や破損がないか
- 正常に動作するか
- 正しく音が鳴るか
- 付属品は揃っているか
これらのポイントをしっかりと把握してから買取に出すのが高価買取のコツでもあります。
買取できない楽器の種類や状態
この記事の冒頭でもお伝えしていますが、買取業者ではどんな楽器でも買い取ってもらえるわけではなく、買取拒否されるケースもあります。
買取できない楽器の種類や状態は、以下に要約することができます。
- 動作しない故障が発生している場合
- 外見上で著しい傷や破損がある場合
- 据え置き型電子ピアノ、アコースティックピアノ、エレクトーン、ドラムセット、クラシックギター、ウッドベースなどの大型楽器(宅配買取の場合)
- シリアル番号が確認できない場合(バイオリンの場合)
- 改造、カスタム品
ただし、これらに該当する事で絶対に買取できないという事でもありませんので、最初から諦めるのではなく、まずは買取業者に相談する事が大切です。
楽器の買取相場(目安)をご紹介
買取業者に楽器を売る場合、相場を意識して買取査定を受けることが重要です。
主な楽器の種類と、その楽器の相場の参考は以下となっています。
種類 | 一般的な買取相場(参考) | 人気ブランド買取相場(参考) |
---|---|---|
エレキギター | 8,000円~35,000円 | 20,000円~140,000円 |
ベース | 3,000~30,000円 | 20,000円~130,000円 |
電子ピアノ | 2,000円~20,000円 | 10,000円~320,000円 |
電子ドラム | 7,000円~30,000円 | 15,000円~230,000円 |
バイオリン | 3,500円~30,000円 | 70,000円~350,000円 |
あくまでも査定額の目安です。
楽器の状態によって買取価格は前後しますので、参考程度にご覧ください。
買取業者に楽器を売る時の注意事項
いざ楽器を売ろうとした時に、事前に確認しておくべき項目として、故障の有無があるかに尽きます。
故障していると買取不可となる可能性が高いので、事前にチェックする必要があります。
また、店舗買取や宅配買取を行うためにドラムなどはセットを解体しておくと良いです。
その際に、思わぬ傷などを発生させることもあるので、慎重かつ丁寧に取り扱ってください。
どうしても不安な場合には、誰かに手伝ってもらったり、出張買取であれば業者さんにお任せしましょう。
この記事のまとめ
という事で、楽器は専門の買取業者で売る事ができるんです!
ちなみに、楽器を売る際には、ネットオークションやフリマアプリ、リサイクルショップで売却するよりも、買取業者に依頼するほうが高価買取になるケースが多いです。
楽器の種類によっては、有効な買取方法が異なりますので、しっかりと買取業者に相談しつつ、効率的且つ自分にメリットのあるように、買取を進めていきましょう!
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